検証

底面フィルター自作~水はねを消す方法~バブルキャンセラーヘッド検証済み

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底面フィルターを自作する際、当方はよくヘッド部をバブルキャンセラー化する仕組みを作る(視覚的にエアレーションによる気泡を極力無くす、または目立たなくする)。

水中モーターで送水している様な、気泡を巻き込まない水流を作れる。

材料は塩ビパイプとそれをつなげるジョイントパーツなので、どこでも手に入るしコストも安価に作成できる。

今回の記事は、この中にどんな仕掛けがあるかを書いてみる。

仕組み自体は「え?そんだけ?」という程度の簡単な物だが、効果は抜群なので興味のある方は是非読んでもらいたい。

底面フィルターの自作ヘッドで水はね抑制!

底面フィルターをエアレーションで使う場合、水面で弾けた泡が水槽周りに飛び散って困った事はないだろうか?

この仕組みを取り入れれば、水面で弾ける泡を最大限に失くす事ができ、飛沫による水はねを最小化する事ができる。

上手くやれば小型の水中ポンプで水を送っているかの様に、全く気泡を含まない水流を得る事ができる。

あとこれは好みの問題だが、静かな水中の世界に泡がボコボコ見えると景観を損なう気がする。

大体の底面フィルターはパイプが透明な物がセットになっている。それを黒の塩ビに付け替えれば、パイプ自体が目立たなくなり、ボコボコと慌ただしい泡も見えなくなる。

底面フィルターの自作ヘッドに必要な材料・道具

◯塩ビパイプ口径13mm(水深の長さ)

◯塩ビパイプ口径16mm(2~3cm)※これがバブルキャンセラーの要となる。

◯塩ビパイプ口径20mm(3~4cm)異口径アダプタと20mmストップの接続様。実際には16mm塩ビの長さに合わせて調整。

◯ストレートジョイント口径13mm用(1個)これは接続する底面フィルターの種類によっては要らない。

◯異口径アダプタ(13-20mm)ヘッドのボディ部分。

◯20cmmストップ(ヘッドの最上部)

◯ドリル口径5-6mm

◯パイプカッター

ウチでは30cm CUBE 以下の小型水槽に使う場合が多い為、このレシピにしている。

エアリフトで水を回すので、頑張っても得られる水流の強さは限られてくる。なので必然的にこのぐらいの物で小型水槽に使うのが無難じゃないだろうか。

これは当方が自作する時のレシピだが、同じカラクリを応用すれば、パイプの太さやジョイントのサイズなどは好みで調節してもいいと思う。

ただしエアーの量(エアリフトで汲み上げる水の量)も調整が必要。

では作り方を書いていく。写真の様に組み立てるだけなので簡単!

ヘッドの形状が似ていれば、他の物でも応用はできると思う。

この綿棒の用なヘッドの形がポイント。エアーを切り離した水を溜め、吐出口に対して絶妙な水圧をかけて水流に勢いが付く。

上記の通り組み立てたら、16mm塩ビパイプを中に入れて完成。この何でもなさそうな約3cmのパーツこそが重要。これをしないとバブルキャンセラーとして機能しない。

底面フィルターの自作ヘッド~何故これで泡が消えるのか~その仕組みとは

自作ヘッドのバブルサイレンサーの仕組みを紐解いてみる。

これは知れば「な~んだ」と思ってしまいそうなほど、至ってシンプルな発想。簡単に言うと、

◯エアーはヘッドの上部から逃し

◯落ちてきた水をだけをヘッド下部から水槽内に放出する

という感じだ。

エアーと一緒にヘッド内まで運ばれてきた水は、吐出口より上に位置する16mm塩ビで設けたエアー切り離しラインで、フローしてエアーと水が分離する。

重要なのでまた書くが、この16mm塩ビのパーツが重要。これを入れないと、エアリフトによって上がってきた水が泡を含んだまま吐出口から流れ出てしまう。その為、常に吐出口で泡が弾けて飛沫が飛び散ることになる。

エアーはそのままヘッド最上部の空気穴から排出される。

そしてフロー部分から落ちてきた水だけが吐出口から水槽内に戻る。

吐出口の口径は大体5-6mm程度が適度な水流の強さになる。あまり吐出口の口径が大きいと、吐き出される水流の強さが弱くなるので注意。

吐出口を少し大きくしても、20cm程度の水槽なら問題にならないかもしれないが、30CUBE ほどになるとやはり少しでも勢いがあった方がベター。それに吐出口を大きくした際、位置によってはエア噛みするはずだ。ヘッド内に溜まる水位よりやや下にする事。

吐出口の上下の角度を変えて水中に持ってこれば、全く水面を揺らさずに水を循環させる事も可能。

実際に使ってみて水の流れを見る

今回はちょうど立ち上げ中の25cm CUBE水槽で動作確認をしてみる。

水面のゴミなどの動きを見てもらいたい。ご覧の通り、このサイズの水槽なら十分な勢いの水流が発生しているのがわかる。

強い水流を得たいが為にエアーを強くしすぎると、ヘッドの空気を逃す穴から飛沫が飛ぶ事があるので注意。空気穴を水槽中央に向ければ多少の飛沫は水槽内に落ちる。

ヘッドを延長すればエアーを増量しても飛沫を防げると思うが、パーツが目立ちすぎるので試していない。

これまでに試した底面フィルター

大抵の市販底面フィルターは13ミリ塩ビパイプを装着できる。何種類か試してみたが、付属のアクリルパイプや塩ビパイプのジョイントをうまく使うか、そのまま接続できた。

これまでに試した商品名や接続方法などは順次追記していく。

◯ボトムBOX(コトブキ)

付属のアタッチメントに13mm用ストレートジョイントがハマる。

◯スライドベースフィルター(ニッソー)

付属のアクリルパイプに13mm塩ビパイプがハマる。

上記の物以外でも実際に自作ヘッドを接続して使用しているが、記録として残していないので再度水槽の立ち上げがあれば追記する。

全てを塩ビパイプで自作したい人へ 

ただ今執筆中、、、本体の厚みの問題や、効率良く作る為には手間もかかる。正直ベースの部分は買った方が早いので公開未定。

底面フィルター自作ヘッドで水草水槽にも利用できる!?

通常、エアリフト式のフィルターは水草水槽には不向きだ。

しかしこのヘッドを使い、吐出しを水面よりやや下に持ってこれば、水面を揺らす効果を抑制する事もできる。

つまり大気と水面の間に起こるガス交換を抑え、co2を逃しにくい効果が期待できる。

1番は定番の外部フィルターなどを使うのが良いかもしれないが、設備が限られている場合などは、選択肢の1つに入れてみてはいかがだろうか。

必ずしもやる必要は無いが、もし機会が有れば裏技としてあなたの役に立てて欲しい。

一応お約束なので書いておくが、自作なので自己責任という事はご留意の上。

こんな人にオススメ

○小型水槽。特に小型のキューブ水槽は水回り的に良い。

○底面フィルター信者(笑

○底面フィルターでもco2添加している人

○工作好きな人

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コメント

  1. クロシマ より:

    おもしろそう、スポンジフィルターでしてみます

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