バスキューザが抱卵!ついに来た!
※2020年8月現在、ザリガニ規制が進められています。現段階ではまだ詳細が決まってないですが、バスキューザもその括りに入っているようです。ザリガニに関する記事はあくまでも規制前の記録のひとつとしてお読みください。
ザリガニ飼育をご検討されている方は、必ず環境省サイトにて最新情報や規制後の内容を確認する事をお勧めします。
ザリガニ規制の動きが話題になっている今日、非常に残念だと思いテンションが急落気味でしたが、そんな中ウチのバスキューザが抱卵しました^ ^
どうにか規制が始まる前に繁殖までは持ってきたかったので、暗い話題の中ですが嬉しさが込み上げてくる。
やってくれたのは30CUBEアクアテラにいるペア。導入当日から交尾を確認するなど、期待のできる要素は大きくあった。

このまま上手くいけば後で飼育・繁殖データバンクにも追加するが、とりあえずは現時点の抱卵までの記録として記事を書いておく。
今回の水槽の仕様は以前紹介した多頭飼育水槽とは異なり、初めから繁殖に向けて立ち上げたペア向けの物となっている。
バスキューザの抱卵〜水槽仕様と飼育方法〜抱卵までの流れ

◯水槽 30CUBE テラ用 水深10cm
◯濾過 スポンジF エア強め(強烈)
◯温度 繁殖時27度
◯水質 pH6.0 TDS130~150近辺
◯地域 沖縄県 北谷浄水場圏内
◯エサ 100均ザリエサ、グロウE、熱帯魚用ブレークフード、冷凍赤虫 のいずれかを1日2回少し残る程度に
◯ペアリングから産卵までの期間
導入当日に複数回の交尾を確認。
抱卵を確認したのはそれから約3週間後になる。ペアの様子が明らかにおかしいと思ってから数日経っているので、こちらが気がついていなかっただけでもっと早い段階で抱卵していた可能性は高い。
◯その他特筆事項
正確にいつからだったかは覚えていないが、ここ最近ペアの様子に変化が見られた。

お迎え当時は非常に仲の良いペアで、同じ巣穴に潜んでいたり、体が触れ合うほど近い距離にお互いがいてもケンカも全く無かった。
交尾を初めて目撃した時はケンカにならないか心配だったが、それ以外は本当にカップルの様に日常を過ごしていた。
小さな変化は1週間と少し前だったように記憶している。
それまで同じ巣穴で過ごす事も多かったこのペアだが、オスがメスから離れた場所で穴掘りを始めていた。今思うとこの頃から抱卵していたか、あるいは抱卵に向けてメスが準備段階に入っていたのかもしれない。
抱卵を確認する数日前、メスが自分の巣穴に近づいたオスに対してい威嚇しているのを確認。
この時、もしかしてオスはただ引っ越したわけではないのかもしれないと思い始めた。
メスは自分の巣穴の入り口に枯れ葉やアナカリスを引っ張ってきたりして、入り口が見えにくくなる様にしていた。

それも少し時間が経つと失くなっていたりしたので、単に食料を運んで来ただけかもしれない。
そして抱卵確認当日、巣穴に近寄って来たオスに対して激しい威嚇と攻撃を確認。
これは明らかにおかしいと思い、シェルターを開けてみたら抱卵していた。

バスキューザの抱卵時にウチで使用したシェルター
ペア水槽を立ち上げる前に一通り調べたザリガニの情報と、実際に飼育してみて気がついた事を、当方なりにシェルター 制作に落とし込んでみた。
今回使ったシェルターはこちら↓
メスには悪いが撮影の為に一度取り出した。


真ん中に行き止まりになる空間。両サイドには通り抜けのトンネルを用意。
行き止まりの場所は、万が一他の個体が入り込んで来た時に中で旋回して脱出できるようにした。尚且つ入口は他の個体の侵入をメスがガード出来る様に狭い造りになっている。
バスキューザは共食いが少ない温和なザリガニとは聞いていたが、出来るだけの事はしておきたかった。
今回は狙い通りこの真ん中でメス親が抱卵中。
とりあえず簡単な説明ですがウチではこんな感じでした。
この後様子を見て無事子供達を確認できたら、データバンクに上げようと思います。
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