SheltaCraftaのシェルターの9割以上は道具を使わずに手先指先だけで成形している。
特別そういうオーダーがない限り、全て素手でやる。
何故そこにこだわるのか?と訊かれると、正直なところ多くに理解を得る事ができそうな答えは出てこない。
こだわりと言うか自己満に近い。
SheltaCraftaのシェルター制作のこだわりは「素手」にある
強いて言えば道具を必要とせず、そこに自分と土があればいつでも制作が出来る、ってのにアート性を感じている。

準備など必要なく、場所を選ばず、いつどこでもいつもの様に仕事が出来る。

自分と土が有れば、あとは何も要らないと言う美学です。
これは説明してもあまりピンと来る方は居ないかもしれませんが、手ぶらであり、持ち歩いているのはスキルだけと言うのがカッコいいんだという自己満足ですね^ ^必要な物は全て脳内に入ってる。


例えばある日突然、急に道端で制作を始めたっていつもの仕事が出来る訳です。実際何度か車に土だけ積んで出かけて、人気のない野外で作ったりもした事もあります。



道具を使う事が悪いとは思いませんが、俺はそうじゃない事に取り憑かれてしまってどうしようもない。
だから陶芸の道具の名前を聞かれても正直何も答えきれない。せいぜい粘土カッターとか(これも名前が合ってるかわからない)、あの粘土伸ばすヤツ~って感じです。ちゃんとした使い方だって知りません。
陶芸の真似事を始めて一年半、まだまだ陶芸家と名乗るには早すぎるヨチヨチのザコですが、この美学だけはどこの一流にも負けない。
そもそも本当は元からある呼び方を自分の仕事に付けるのは嫌いです。ハナッから収まる所が決まっていると面白くなくなるんですよね。

着地地点が見えないからこそ、よりクリエイティブになれる。
着地地点を自分で作るのが、クリエイターだと信じているんですね^_^
誰の後も追わない、誰にも言われてない自分の場所を目指す。
俺の陶芸レベルは世界の化け物達と比べるとまだまだクソザコすぎますが、クリエイターとしては一歩も譲れない。
遊びでもバイトでもないんでね。
これ一本で飯食って家族を養ってるんだよね。
自分と素材、
自分が創る物の純度100%の内、その他の物は微塵も存在しない世界。これだけが愛おしくてたまらない。
目標はいくつかあるが、それはこれからも変わらない。
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